妄言録
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乃木口正

Author:乃木口正
『妄人社』というサークルで、
小説を書いている乃木口正のブログ。

日々のあれこれ、創作のあれこれについて、
思ったり思わなかったりしたことを書いてきます。



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遊戯
先日、仕事帰りの電車の中で、向い側に小学生低学年くらいの男の子と母親が座っていた。

「今からいうことの反対の事をしてください。」と、男の子は退屈を持て余し、母親に遊びを持ちかける。
母親はそれに従い、ルールを聞く。
少年曰く、ゲームのタイトルは『やっちゃいけないゲーム』とのこと。
「右手を上げて。」と言われたら、左手を上げ、
「両手を下げて。」と言われたら、両手を上げる。というのがルールらしい。

私はそのやり取りをぼんやりと見ながら、少々疑問を抱いた。

「右手を上げて」の反対が「左手を上げる」ならば、
「両手を下げて」の反対は「片手を下げる」ではないだろうか、と。

少年のルールに従うと、
前者は『右手』に対しての反対で『左手』なのだが、
後者は『下げる』に対しての反対である『上げる』を行わなければならない。
つまり、名詞に対する反対なのか、動詞に対する反対なのか、曖昧なのだ。

もちろん、プレイヤーの状態から、ゲームマスター(指示者)が判断するのだろうが、
(両手を下げている状態で、先の『両手を下げて。』と言われれば、すでに両手とも下がっているので、『両手を上げる』しか選択肢はない。)では、次のような状況ならば、どのように行動するのが正解なのだろうか?

『プレイヤーが右手を上げて、左手を下している状態』で、「右手を上げてください。」と指示された場合だ。

『右手を下す』のが正解か、はたまた『左手を上げる』のが正解か――

残念ながらその状況にはならず、親子のゲームが続く中、私は電車を降りることとなった。
果たして、正解はどちらかと疑問を抱きつつ、この遊戯の矛盾を推理小説という知的遊戯に落とし込めないものかとも、ついつい考えてしまう。

嗚呼、この病は何時になったら治るのか知らん。

刺激
昨夜、某文芸賞の受賞決定をネットで見た。
そしてその瞬間、
「へ?」と、間抜けな声が漏れた。
それは、見知った名前だったからだ。

親しい人間というわけではない。
文学フリマなどで、スペースが隣り合えば挨拶をしたり、
新刊があれば購入する。それくらいの縁だ。

しかし、存在も分からぬ人間ではなく、確かな姿を認識している人物が受賞したという知らせは、
同じジャンルで机を並べる人間としては喜ばしいし、良い刺激をもらえた気がする。

5月に直接お祝いを伝えたいと思いますが、
ひとまず、「おめでとうございます。」


エピソード7
先週末、18日に封切られたばかりのスター・ウォーズ フォースの覚醒を観てきた。

幼少のころからスター・ウォーズが好きで、DVDもBDも持っている。

ルーカスフィルムがディズニーに買収された時、驚きと同時に続編への期待が高まった。
そして、ついに還ってきた。
はるか昔、銀河のかなたの物語が。

旧三部作エピソードⅣ~Ⅵから三十年後の世界を描いた今回の映画は、
様々な話題と、憶測を呼んでいた。

まず、旧三部作の主要キャラが登場するという前情報に多くの人間が歓声を上げた。
しかし、予告映像にも、宣伝ポスターにも、旧三部作の主人公ルーク・スカイウォーカーの姿がない。
これが多くの憶測を呼んだ。

その多くが、ルークはダークサイドに堕ちたのではないか、というもの。

不安と期待を抱きながら、映画館へ向かった。


≪以下、ネタばらしがありますので、ご注意ください≫
率直な感想としては、素晴らしかった。その一言。
ルーカスが総指揮から外れたことにより、カメラワークなど、ぽくない所は多々あったが、
監督が前作までを大事に扱ってくれていたのは好もしかった。
特に、ストーリーラインはエピソードⅣを彷彿とさせ、細かいネタもファンを楽しませる作りだった。

新キャラもよく、カイロ・レンが個人的には特に気に入った。
黒衣の姿からダース・ベイダーの二番煎じ的に見られるが、キャラの立ち位置がそれをうまく利用したもので、その造形には思わず呻ってしまう。
実はこのカイロ・レンはハン・ソロとレイアの子供なのだが、祖父であるダース・ベイダーに憧れ、ダークサイドに堕ちたという設定。だが、カイロ自身祖父ほど自分が強くなれないという不安を抱いている。
観客はカイロをベイダーを模した、敵役と冷ややかに観ていたただろう。少なくとも、私はベイダーを真似ても、彼ほど人気キャラにするのは無理だろうと思っていた。その誰もが抱くカイロへの印象が彼の悩みである『ベイダーに敵わない』と重なる。

そして、もう一つ私が気に入ったのは、カイロ・レンが父親であるハン・ソロを殺害するシーンだ。
スター・ウォーズといえば≪父殺し≫の物語だ。
神話の時代から父殺しは反復され、物語の中で少年が成長するための通過儀礼となっている。
今作でも、その≪父殺し≫が繰り返される。
しかし、そこにある意味はかなり複雑だ。
物語の展開としては、カイロが心に残る弱さを葬るために父親を殺める。
脚本レベルでいえば、エピソードⅣのオビ・ワンがベイダーに殺害されるシーンのパロディ。
そして、メッセージとしてはエピソードⅥで殺害されなかった≪父親≫を子供が殺害することにより、今までのスター・ウォーズではない、新たな物語だという主張。
さらに、私はこのシーンにJ.J.エイブラムスの気概を観た。どういうことかというと、≪父親≫というのはスター・ウォーズの生みの親であるルーカスであり、監督は今回の三部作でルーカスの殺害を宣言したと解釈した。

クライマックスであるこのシーンを観て、私は心の中でスタンディングオベーションを送った。

もちろん、傷のない珠はない。それでも、それらを意識させないパワーがある作品だと思った。
とりあえずもう一回は観に行くが、早くⅧ、Ⅸを観たいと思う。

それにしても、いつになく長々と語ってしまった気がする……。

315
アイドルマスターsideMのライブビューイングに行ってきた。

ぶっちゃけ、野郎がどれくらいいるのか不安だったが、いやいや四割くらいが男性Pで驚いた。
ジュピターのデビュー当時は随分と叩かれていたが、この5年で彼らの立ち位置は大きく変わった。
黄色い声援と野太い雄叫びが混ざり合ったコールは本当に感動モノでした。
北斗役の神原さんの涙には、ついもらい泣きすらしてしまった……。
それだけ長い5年間だったのだと思う。
ジュピターをはじめ、今後もぜひ頑張ってもらいたいと思う。

ちなみに、自作の『天ヶ瀬結』の天ヶ瀬という苗字は天ヶ瀬冬馬から頂戴したものです。
伊集院、御手洗は名探偵として存在するから、なら天ヶ瀬は自作の探偵役にしよう。という具合に。

さあ、年内残すイベントは2つ。
スター・ウォーズとコミケ。
2つとも楽しんで、気分よく年越しを迎えたいと思います。

ではでは~

何とか
何とか昨夜新刊の入稿が完了致しました。

トラブルがなければ、11/23の文学フリマで新刊がスペースに並びます。

タイトルは『死体、』です。
私の中では、ミステリ風青春小説なのですが、どうにも私が書く小説は後味が悪いらしく(本人に自覚なし)、
所謂青春ものではないかもしれません。
それでもよろしければ、お手に取っていただければな、と。

表紙などについては、また後日紹介いたします。

ではでは。





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