妄言録
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乃木口正

Author:乃木口正
『妄人社』というサークルで、
小説を書いている乃木口正のブログ。

日々のあれこれ、創作のあれこれについて、
思ったり思わなかったりしたことを書いてきます。



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ぼちぼちと、
数週間が過ぎてしまいましたが、第19回文学フリマお疲れ様でした。

企画や地方開催などもあり、少し雰囲気が違うようにも感じられたイベントでしたが、
個人的には悔しさと不甲斐ない気持ちを強く覚えた回でした。

何がそう思わせたかというと、『乃木口正』名義の新刊を出すことが出来ず、
複数名で書いたリレー小説(しかも解決篇が未掲載)を出すのがやっとだった事。
あまりに申し訳ないので、100円で販売して、次回利用できる100円割引券付きという、
アクロバティックな方法をとらせていただいたが、やはり乃木口名義の小説を書きたかった。

書けなかった理由は二つある。
一つは執筆以外が多忙であったこと。
そしてもう一つは、小説というものがよく分からなくなっていたこと。
前者はそれでも隙間時間を作り、当てることができるが、後者はそうしたところで筆が動かない。
何をどう書いて良いのか分からなくなるのだ。

私は常日頃、同人誌を作る時に『何々みたいな作品』と先行する作品のイメージを念頭にして執筆をしていた。もちろん、それはパクリとかではなく、自分がそれらの作品を読んだ時に感じたエッセンスをインクに混ぜ込ませる程度のものだ。
例えば、新聞部の三作目『天空の扉』は『暗黒館の殺人』だし、
『みにみす?』はエラリー・クイーン編の『ミニ・ミステリ傑作選』だ。

今回も同じように某作品をイメージしつつ、プロットを考えていたのだが、どうにも筆が進まない。
もちろん、はじめての経験ではないので、時間が解決してくれると気楽に構えていた。
しかし、時間だけが無情に過ぎ、結局自作の小説を完成させることは出来なかった。

イベントが終わり、書くことをひとまず止めて、読むことに浸ることにした。
そして、その文章に出会った。

――小説とは、「物語」と「詩」と「批評」の合金である。これら三要素のいずれが欠けても小説ではない。――諏訪哲史『偏愛蔵書室』

何かがストン、と落ちた。
電車の中だったが、メモできるものを鞄から探し、急いで頁と行を記した。

スランプの全てが解消したわけではないが、確かな灯りが見えた気がした。

年内に参加するイベントはないが、次に参加するイベントのためにも、またゆっくりとだが書き出していきたい。
この感覚を忘れないうちに。

今回は(も?)不甲斐ない発行物でしたが、それでも買って頂いた方には最大限の感謝を。
そして、時間を書けた分、良いものを完成させたいと思いますので、
長い目でお付き合いいただければと思います。

ではでは、
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