妄言録
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乃木口正

Author:乃木口正
『妄人社』というサークルで、
小説を書いている乃木口正のブログ。

日々のあれこれ、創作のあれこれについて、
思ったり思わなかったりしたことを書いてきます。



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わくわく
明日からはじまるコミケで、テンションが昂ぶっている、乃木口です。

金土日と三日間はどうやら晴れるようで、流石コミケとしか言い様がありません。

私のサークル『妄人社』は抽選漏れしてしまったため、サークル参加はしていませんが、
1日目(金曜)西-あ-14『Stray Cat』さんで委託させて頂きます。
ご興味のある方はお立ち寄りください。

さて、前夜になんですが、いつも購入させて頂いているサークルさんにエールを込めた、
作品紹介兼感想文をアップしようと思います。

まずは、サークル『城東ぱらどっくす』 病氏さんの『炭酸』

病氏――自費出版体験記の人というと、通りが良いかもしれないですね――とは、本の杜の打ち上げで面識を持ち、
以後、イベントで会うたびにお話しして頂いてます。
その病氏の同人誌3作目に当たるのが『炭酸』。
短いお話を集めたショート・ショートの体裁で、裏表紙に書いてあるとおり、
「ありえないけど、もしかしたらあるかもしれない。現実とは少しだけずれた、そんな五つの物語。」となっています。
どの物語もお伽噺めいた印象を与えつつも、その実皮肉と風刺にとんだ内容で、
ブラックユーモアなどが好きな人にはお勧めです。
個人的には「はだかの王様」が特に面白く感じ、
既存の童話やお伽噺を引っくり返した作品をもっと読んでみたいと感じました。


続いて、『月砲屋』 沢井見月さん『湿り 孕む』

こちらもイベントの打ち上げでお話しさせて頂いたのを切っ掛けに、
新刊が出るたびに購入させて頂いているサークルさん。
現在、『月砲屋』が刊行している同人誌は三冊で、『湿り 孕む』はその三冊目にあたります。
一冊目は『スメルズライクシンデルスピリット』、二冊目は『それぞれのI』。
全体的に共通しているのは、大人になりきれない人々。
そして、女に依存している男と、依存されていることを拒まない女の関係。
しかし、だからといって物語が似通っているかと言えば、そういう訳ではありません。
むしろ、繰り返されることによって、まんねりとは逆の、洗練化・先鋭化がされている。
もちろん、人によっての好みもあるでしょうが、それでも、私は『湿り 孕む』が三作の中で群を抜いているように思う。
四作目、五作目がより鋭くなるのか、そして鋭利さを増すならば、月すらも射抜くものを一読者として期待しています。


テンションが上がって、随分と長文となってしまいました。
上記した2サークル以外ももちろん購入に回りますので、たくさんの本に出合えることを楽しみにしています。

死なない程度に三日間頑張りましょー。
ではでは、
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