妄言録
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乃木口正

Author:乃木口正
『妄人社』というサークルで、
小説を書いている乃木口正のブログ。

日々のあれこれ、創作のあれこれについて、
思ったり思わなかったりしたことを書いてきます。



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怒り
どうにも怒りが収まらない。

唐突に何事だと思われるかもしれないが、いま、怒りに囚われて離れられないでいる。

元来、怒りを継続させるタイプではない(と、自分では思っている)のだが、
ある新聞記事を目にして、頭が真っ白になるほどの怒りに駆られた。

それは、ベストセラー作家でもある、ある放送作家の発言である。

以前から、その作家の発言には不快感を覚えていたのだが、
今回の発言は不快を通り越し、怒りを禁じえない。

保守系議員の勉強会に講師で招かれたその作家は、
自身の思想と異なる報道を行う新聞社に対して「つぶさなあかん」と発言。

場が場なので、一種のマイクパフォーマンスだったのかもしれない。

しかし、氏は放送作家である。メディア側の人間だ。
政治家の報道規制・情報統制に加担するよう発言を何故するのか?

まあ、実際は氏の今までの立ち位置から考えれば、さほど疑問でもない。

だが、それでも、物書きが――それもベストセラー作家が――言論を越えた方法で、
対立者を打倒しようとする発想の発言をするべきではないと思う。

感情に任せた発言は、確かに力を持っているが、人々を正しく導けるものではない。
冷静な、筋道の通った発言こそが、相手に届くものだと思う。
それは、その作家に対してだけでなく、どちら側の立場の人間にも言えることだ。

もちろん、怒りに任せて乱文を書き殴っている私自身にも。
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映像化不可能
昨日、久々に映画館で映画を観た。
ミリオンセラー小説『イニシエーション・ラブ』の映画である。

百数十万部売り上げている本なので、読んだことある人も、
もしくは書店で平積みされているのを見たという人も、多いでしょう。

そして、読んだ人は皆思っていたはずです。
「アレをどうやって映像にするのか?」と。

私もその疑問を抱いていました。

原作小説は、サイドAとサイドBの二部構成となっており、
『たっくん』と『まゆ』というコンパで知り合った男女の恋愛を描いた物語である。

であるのだが、作者は『乾くるみ』。ミステリ作家である。
一筋縄の恋愛小説ではない。じつは、大きな仕掛けが作中に潜んでいる。

この手のミステリに読みなれていない人は、最後に背負い投げを食らったような衝撃が待ち受けているでしょう。

しかし、「いいえ、ヴァン・ダインです」という一言ですでに背負い投げをかけられていた人間には、
途中から、主人公の○○○○○が出てこないことに違和感を覚え、多分■■■■トリックだなと、
見当がついてしまい、世間ほどの評価を与えることができませんでした。

それでも、映像化の方法は気になるところでした。

そして、実際に見て、「上手い」と素直に思いました。

サイドAをコメディータッチにすることで、サイドBになった時の変化を違和感でなく、笑いにしているのは見事です。

原作を知らずに見ていたら、恐らく映画版では背負い投げを食らっていたのではないでしょうか。
そう思えるほど、満足できる映画だった。

まあ、ヒロインの演技はアレだったけど……。
いや、それとも、アレな演技をしていたのか……。

ではではー、





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