妄言録
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乃木口正

Author:乃木口正
『妄人社』というサークルで、
小説を書いている乃木口正のブログ。

日々のあれこれ、創作のあれこれについて、
思ったり思わなかったりしたことを書いてきます。



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文学フリマ東京
さてさて、本日三投目。
つーか、書くことあるなら、定期的に更新しろっ。自分。

金沢のイベントが終わり早一週間。そして、文フリ東京まで、残り一週間。
随分とまあ、過密スケジュールです。

というわけで、五月四日(月・祝)に行われる、
文学フリマ東京に『妄人社』も出展いたします。

スペースは、二階『イ―42』。ジャンルはいつも通りミステリです。

金沢で初出しした『四つの筆名』を引き下げて参加します。
文フリ金沢に参加してない人は、是非お立ち寄りください。

今回は金沢と比べ、ミステリでのサークル参加がなんと四倍。
まあ、2×4で8ですけど。
それでも、これくらいあると、カテゴリという気がしますね。
(個人的には、もっとミステリのサークルが増えて、「やべ、買いたいけど金がない。」という状況になって欲しいのですけれども。)

その中で、今回特に気になっているのが、『モダンパズラーズ』さん。
一年前の文フリで「映画館のサイレン」という作品を買わせて頂き、一発で気に入ってしまいました。昨年11月の文フリには参加されていなかったので、買い逃すと一年間お預けを食らう可能性があります。新刊もあるようなので、是非買いに走りたいと思います。

もちろん、他の推理小説サークルも気になります。はたして、他の人はどのようなものを書いているのか知らん。
あと一週間、当日を楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

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文学フリマ金沢
二日目です。

ホテルをチェックアウトして、久々のマクドナルドで朝食。
近くの席に、ポプルスのダンボール箱を持った男子三人組がいて、
「ああ、仲間だな、」とか思ったり、「ここのマックは来年も営業しているのかな?」など、
旅先だというのにいつもの調子です。

雨が降ってきて、タクシーで会場まで向かったのですが、入口が分からず、
めいてつプラザをぐるりとする破目になってしまった。
事前に詳しく調べないのは、私の悪い癖です。
まあ、それで家族によく怒られるんですけれど、性分なんですかね。

で、何とか入口を見つけて、エレベーターで六階へ。
会場の広さは市民ホールほどで、昨今の文学フリマの会場としては手狭な印象を拭えませんでした。
果たして、どうなることやら。
この時点で、不安が勝っていたことを告白しておきます。

でも、結局私がやること、やれることは変わらないので、いつも通りに設営。
ミステリのジャンルは私の『妄人社』を含めて2サークル。
しかも、もう一つは関東圏のイベントでよく見かける『Anonymous Bookstore』さん。うん、いつも通りだ。

設営が終わり、今のうちに御土産を買っておこうと、あられを物色していると、主催のイベント開始のアナウンス。
三種類のあられを抱えながら、拍手をして、慌ててスペースに帰還。我ながらあの時の行動は器用でした。

「さてさて、まったりといきますか、」と肩の力を抜いていた矢先、お客様第一号。
並んだ本の表紙をまじまじと見詰め、『みにみす?』をご購入いただきました。
開始早々に本が売れることが少なく、ちょっと驚いてしまいました。
また、驚いたといえば、コピー本全部と新刊を買っていってくださった方にも驚かされました。
「へ?へ?ホントに良いの?」って、感じです。
あの量を購入して、がっかりしていなければ良いのですが……。

手前味噌ではありますが、『半分のトランプ』は相変わらず人目を引きますね。
通りかかった人も、「ん?」と手を伸ばし、表紙を捲ってくれます。
「いい加減、(同人)デビュー作に縋るのはやめなさい。」という声もありますが、とりあえず2周目のトランプがなくなるまで作りますよ!

その後、『城東ぱらどっくす』の病氏さんから埼玉銘菓十万石饅頭をいただきました。
まさか百万石金沢でこの菓子を食べることになるとは、「美味い、美味すぎる。」

それにしても、見知った顔が多かったですね。みんな遠路遙々よくやってくるよなー、と感心してしまいます。
まあ、傍から見たら私もそうでしょうが……。

セミナーなども覗いてみたかったのですが、基本一人サークルなので、スペースを離れられず、断念。
それでも、ぽつぽつとコンスタントに立ち寄ってくださる方がいて、売り上げは上々でした。
本当にありがとうございます。
「損した。」と思われていない事だけを祈ります。

当初抱いていた不安は、開始二時間を過ぎる頃には払拭されていました。
とにかく、一般来場者の客層が広い。まさに、老若男女問わずといった印象でした。

1日目に金沢を観光して思った、文学が根差している土地ということを改めて感じました。
また、開催場所が街中というのも大きかったのかもしれないですね。

帰りの都合もあり、イベント後の打ち上げは不参加。
まあ、人見知りなので、参加してもあまり喋れないのですが。

東京への帰路は新幹線。
座席スペースが広々としていて快適でしたし、駅で買っていた笹寿司も満足。
本当に今回の旅行は楽しかった記憶しかありません。
第二回文学フリマ金沢(開催すると信じます!)も是非御邪魔したいと思いました。


金沢観光
4/18~19で金沢に行ってきました。

メインは文学フリマ金沢への参加だったのですが、せっかく北陸の地にはじめて赴くのだし、観光もしたい!
と、いうことで、前入りして観光も楽しんできました。

17日の仕事終わりに夜行バスに乗り、翌日7時半ごろ金沢駅に到着。
まず思ったのが、駅がキレイ。
そして、人が多い。

新幹線が開通したとはいえ、駅によっては人もまばらで、建物だけが我が物顔で鎮座し、
うら寂しことこの上ないこともある。
しかし、さすが金沢百万石。
人の往来も多く、かといって雑然ともしていない、ほどよい雰囲気でした。

まず向かったのは、東茶屋街方面。
午前中ということもあり、土産物屋しか開いてはいなかったが、建物や町並みは現実感が希薄で、
さながら物語を切り取ってきたかの様子。
ぶらぶらと散歩を楽しみながら、徳田秋声記念館、泉鏡花記念館、金沢文芸館を回り、
ああ、この街には文学が根付いて――もしくは、根絶えぬようして――いるのだなあ、と実感。

その後は裁判所らしからぬ佇まいの裁判所の前を通り抜け、兼六園へ。
時間もお昼時になっていたので、観光客向けの定食屋で治部煮うどんを頂いたのですが、
これが本当に美味しかった。

煮物など、具材が盛りだくさんと入り、鍋焼きうどんのような印象を覚えるのですが、
味は優しく、具も一緒に煮詰めたものとは違い、別々の味が噛み締めると広がる、手間のかかった一品。
とても気に入りました。

晴天に恵まれ、兼六園の中は桜も緑も明るく、遠くに望む山々には白化粧が残り、
人工的な庭園という世界と雄大な自然の景観が対照的で、改めて美というものを考えさせられた気がします。

果たして、真に美しいものは意匠を凝らしたものなのか、
はたまたそれ本来の姿を力強く残しているものなのか。
これは小説にもいえることです。
レトリックを駆使した書き方、主題を率直に扱った書き方、もしくは誰にでも分かる平易な書き方、
一体どのやり方が正しく、また美しいのか。答えは容易に出せません。

しかし、馬鹿馬鹿しいほど単純な答えがあることに、後から気が付きました。

夕方、宿泊ホテルとは別のホテルのレストランで会席を頂いていると、鯛料理が順に三品並べられました。
吸物、造り、焼物と当然それぞれはまったく違った料理であり、しかし、どれも鯛なのです。
ああ、そうか。日中の疑問がこの時、氷解しました。
料理に様々な調理方法があるように、小説にだって方法論が無数にあって良いのだ。
どれか一つに決め付けてしまうと、それは可能性を潰してしまう危険がある。
だから、その都度、己が善しと思った方法を取れば良い。

もちろん、一つのやり方に拘り、それを磨き上げることは悪い事ではありません。
悪いのは、世の中が一つの方法/価値を決め付けてしまうことです。
ミステリで言えば、『社会の暗部を描く物が素晴らしい。人の書けていない骨董品のようなものはダメ。』(まあ、この例えがもはや骨董品なのだが、)といったように、一つの方法/価値に流れてしまうと可能性は消えてしまいます。

そして、これが小説や美術などの芸術に限った話でないことは、お察しだと思います。
世の中が一つの流れ(方法/価値)に傾くと碌な事がない、というのは歴史が証明してくれてます。
だから、決めつける事を戒めなければならないと思う。それは美や食、文、政なんでも。
その上で、己の主張を表現するのが文学なのではないかな、と。

とまあ、何か脱線に脱線を重ね、もはやジェットコースターのような軌道を辿った文章でしたが、
ともあれ言いたいことは一つ。
今まで旅行した土地の中で、金沢が一番よい場所だったということ。

ではでは、二日目に続きます。
間に合いそうです。
どもども、こんにちは。乃木口です。

文学フリマ金沢まで、あと一週間。
スペース番号をこの場に書いていなかった気がするので、書いておきます。

『う-26』妄人社
です。

いつも通り、ジャンルはミステリです。
そして、新刊が出ます(大きなトラブルがなければ……)。

タイトルは、『四つの筆名』。昨年からこのブログ内でも何度か発表している名前ですが、
ようやく書き上げることができました。
ちなみにストーリーは、『四つの署名』となんら関係ありません。ただのタイトルパロです。

背表紙には、こんな概要が記されています。
『はじめて参加した同人誌イベントで、オレ――乃木口正がサークル『9434』から貰ったリレー小説
『紅花荘の殺人』。野々村和馬、火院阿部瑠、小野光司、槍尻恵と四人の連名の同人誌だったが、
結末となる四人目の作品は抜け落ちていた。そして、その四人目の作者が死体として見つかる。
フィクションと現実の中に隠された謎。それらが一つになる時、犯人の姿が現れる。』

昔から作中作物が好きなんです。
『匣の中の失楽』とか、『迷路館の殺人』、『コミケ殺人事件』などなど。
なので今回、本編と作中作が交互に展開する物語を作ってみました。楽しんでいただければ何よりです。

表紙などはいつも通り、盟友biki氏に書いていただきました。
当初120ページと伝えておきながら、140ページに膨れ上がり、背幅の調整など、
本当に迷惑をかけました。次は、迷惑かけないように頑張ります……。

で、その表紙絵がこれまた素晴らしい。
ヒロインの可愛さはもちろん、端々に隠されたギミックがもう、最高です。
ちなみに、これが表紙です。

四つの筆名 公表カバー

色々な点で、遊び心満載の本に仕上がりましたので、
是非文学フリマ金沢に参加される方はお立ち寄りください。

ちなみに、5月の文学フリマ東京にも参加します。参加スペースは『イ―42』です。
こちらについては、また今度アナウンスします。

ではでは、




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