妄言録
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乃木口正

Author:乃木口正
『妄人社』というサークルで、
小説を書いている乃木口正のブログ。

日々のあれこれ、創作のあれこれについて、
思ったり思わなかったりしたことを書いてきます。



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テキレボ4 感想
こんにちは。乃木口です。

10/8に開催された同人誌即売会『Text-Revolutions』に参加してまいりましたので、その感想を書いておこうかと思います。これ以上引き延ばすと、面倒臭くなって書かないだろうからね。

さて、毎度のことですが、今回も色々とあったイベントでした。
全てを書くのは無理ですが、いくつかのトピックスを中心に記します。

まず、イベント当日ではないですが、今回のイベントに関連することで一番大きな出来事は、
前日に市役所に離婚届を取りに行ったことです!
役場の方は親切で、「子どもの権利書などもお持ちになります?」というようなことも仰ってくれました。
「いや、子供はいないので大丈夫です。」
と断り、その気遣いに心苦しさを抱きながら帰路へ。
そして、自宅で力強くマジックで必要なものを記入。
これで、心置きなくイベントへ参加する事ができる。

で、当日。
小雨ちらつく中、台東館へ足を踏み入れると、エレベーターホール前が人だかりでいっぱい。
何事かと思えば、他のフロアでやっている、紅茶のイベントや他の即売会にやってきた人々が折り悪く重なってしまったようでした。
一瞬、エレベーターが故障して、立ち往生になっている人だかりかと思ったので良かったです。(←テキレボにやってきた一般参加者だと思わないあたりが、我ながら薄情だなあと、あとから思ったりしました……)

会場入りし、設営開始。
テキレボの机は他の即売会と比べても大きい。横幅はほぼ同じだが、縦幅(奥行)が倍。
つまり、スペース内側から見ると、通路がすごく遠く見えるのです。
さすがに三回目なので慣れましたが、はじめて見たときは面食らいました。色々置けるのはいいけれども、会計が少しだけ大変なので、台東館未経験の方はお気を付けを。

その有り余るスペースを埋めるため、今回は珍しくちょっと凝ったことをしようと思い、事前準備をしてきました。
ツイッターでも呟いたのですが、『みにみす?2』という自著の表紙を模したディスプレイをするというのが、それです。
で、購入しておいたハロウィングッズの手首を、『みにみす?2』と書かれた離婚届の上に設置。
そう、離婚届はこのためにもらってきたのです。
いやー、役場の方があんなに気を使ってくれたのに、こんなくだらないことに使用してしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみません。

イメージに近い形で設営はできたのですが、手首が思いのほかグロくて我ながらドン引きです。
ディスプレイを変更するか迷いましたが、せっかく準備をした小道具たちなので、そのままにしました。

で、イベントがはじまると、まあ、みんな驚きますよね。
ふらふらと机の上に並べられた色取り取りの頒布物を眺めていたら、手首がごろりと置かれているのだから。
最初は驚かせてしまって申し訳ないなあ、と思っていたのですが、段々と人が驚くさまが面白くなり、
終いには驚いた方に「どうぞ、おさわり自由です。」と手首に触ることを勧める始末。
頑なに断る方や、恐る恐る触れる人のその様子がまたたまりません。(こんなんだから、『良い性格』と褒められるのだろう)

ちなみに、両隣のサークルさんからも「動くようにした方がいい」などのアドバイスをいただき、大概なのは自分だけでないと心強くなれました。ありがとうございます。

買い物。
今回は手伝いなしで、一人で売り子をしていたので、買い物は何回かに分けて駆け足でものになり、じっくり見ることができなかった。一人サークルの不便な所は、買い物ができないというまさにここだと思う。
でも、当初から定めていた物はある程度買えたので、まあ良しです。

購入したのは、
・雲造探偵事務所事件録/tanaka
・それはいわゆる死亡フラグというものでして。/夕凪悠弥
・独りの青/森瀬ユウ
・電脳カリカチュア/清森夏子
・鍵が見つかりませんお月様。/土佐岡マキ
・濁流の果て/橙河さゆ
・オタクなカノジョのレンアイ事情②、③/堺屋皆人
(敬称略)の以上八点。すべて、ミステリ、サスペンスのふれこみがある作品ばかり。
他のジャンルに興味がないわけではないのですが(こう見えて、純文や評論も読みますよ)、
やはり自ジャンルのものはいろんな意味で一番気になります。

以前に比べ、ミステリ系の発行物が増えているのは、本当に嬉しいのですが、一つ不満を言えば、
何故『ミステリ風』だとか『なんちゃってミステリ』とか言うのか。
『ミステリ』でいいじゃん。「これが俺/私のミステリです。」と言えば良いじゃん。と、いつも思ってしまう。
いや、分かりますよ。自分みたいなメンドクセー奴に絡まれたくないから、
ミステリではないですよ、と断っているのは。
でもさ、でもさ……(以下略)

さて、だらだらと書いていると延々と続いてしまうので、ひとまずここまで。
打ち上げ、二次会については気が向いたら書きます。

ではでは。

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ラスト3ハロン
どーもこんにちは。乃木口です。

9月4日からスタートした約1か月の間に3つの同人イベントに参加するという、
勢いだけではじめてしまった行いも、10月8日のテキレボでひと段落。

少し間が空いてしまいましたが、文学フリマ岩手と本の杜をここいらで振り返ってみようと思います。
ただ、イベントのレポートというより、備忘録的なメモと思っていただけると助かります。

『文学フリマ岩手』
この場でも以前に書いたので、存じ上げている方もいるかもしれませんが、
開催日が誕生日だったので、思わず参加してしまったイベント。
ただ、結果だけを言えば参加して大正解でした。
はじめたばかりのツイッターで、恥も外聞もなく「誕生日だ。祝えー。」と、
何度も呟いた結果なのか、沢山の方にお立ち寄り頂けました。
過去4年間で、おそらく一番多く頒布できたのではないかと思います。
ありがとうございました。
でも、このイベントでの一番のトピックは別にあり、それはお隣のサークルの発行物――――
『メフィスト・リブート』。
ツイッターでも呟いたが、あの時代に青春を過ごしたミステリ好きには堪らない作り。
そして、清涼院流水の衝撃にノックアウトさせられた人間――いや、神人には福音書だ。
あの一冊だけでも、参加した甲斐はあったと思う。
もちろん、他にも諸々購入しましたが。
次回は6月ということですが、はてさて、どうしようかな?

『本の杜』
こちらは第10回というアニバーサリー開催なので、久々に参加しました。
私の記憶が正しければ、妄人社ではじめて参加したのが本の杜だったはずで、
その時はコピー本が2、3冊だけのスペース風景だったことを考えると、時間の流れを感じます。
人見知りであまり積極的に人とコミュニケーションをとることが苦手な私ですが、
顔見知りと呼べるサークルさんも出来たのだから、継続という力は本当に偉大です。
このイベントでの最大の戦利品はテキレボアンソロ『和』でしょう。
私も寄稿させて頂いたのだが、まあ、その重厚感は実物を見て頂くのが一番ではないかと思います。
しかし、一番の出来事はそれらではなく、某イベントの主催者である御拗さんから
「ゲス」呼ばわりされたこと!
それもわざわざ大阪から電話で!!
(いや、本当は別件でのお話の最後にそんな笑い話になっただけで、悪意はなかったと信じたい)
閑話休題。サークルとしての実績は残念ながら芳しくはありませんでした。
敗因はいくつか考えられますが、一番は『天ヶ瀬結の事件簿』と『みにみす?』が
在庫切れを起こしていたことではないかと思います。
岩手で思いのほか手に取ってもらえた弊害で、シリーズの1巻がないという状況でした。
どちらも短編集なので、ナンバリング順でなくとも全く問題がないのですが、
自分もいち本好きとして、買うなら順番にというのはよくわかるので仕方ないですね。
以後注意したいと思います。

さて、3連戦の前半2イベントが終わりましたが、やはりイベントは楽しい。
苦労も多いが、それでも本を手に取ってもらった瞬間は本当に嬉しいし、楽しい。
いまだに複数の本を手に取ってもらうと慌ててしまう。それくらい、一冊に気持ちは乗せているつもりです。

この1か月を一つのレースに例えるならば、現在4コーナーに差し掛かり、残り3ハロンというところ。
気持ち良くゴールできるかは、ここからの準備次第。
思い切り楽しむためにも、3連戦最後のテキレボに向けて新刊を何とかものにして、駆け抜けたいと思う。


9月4日
さて、今度の日曜日、9月4日に文学フリマ岩手が開催されますので、
ちょこっと宣伝記事。

前にも記しましたが、私も『妄人社』で参加します。
サークルスペースは『イ-05』。
新刊は『みにみす?2』(¥600)です。
以前出した『みにみす?』とおなじで、掌編ミステリ集となっています。
「いつでも、どこでも、どこからでも読めるミニ・ミステリ」という謳い文句どおり、
連作ではないので、どの作品からでも楽しめますし、『2』となっていますが、
『無印』との連関も特にありません。どちらからでも楽しめます。

その他の既刊は、いつも通りです。
新聞部シリーズ『半分のトランプ』、『脅す人形』、『天空の扉』、『欠けたピース』
天ヶ瀬結シリーズ『天ヶ瀬結の事件簿』、『天ヶ瀬結の回想』、『四つの筆名』
ノン・シリーズ『死体、』、『A.B.R』、『みにみす?』

以上を持参するつもりです。よろしくです。
ちなみに、新刊の表紙はこんな感じです。
みにみす2表紙

あと、当日はわたくし乃木口の誕生日でもありますので、
お祝いの言葉をくれた人には、逆誕生日プレゼント(粗品)を考え中です。
よろしければ、お立ち寄りください。

ではでは、


久々の執筆
どーも、こんばんは。
趣味で同人活動をしているくせに、最近新作を書いていなかった人間です。

創作意欲が薄れたわけでもなく、ただ何となくずるずると書かない日々を送っていました。
一度書かなくなると、書きはじめるのに気力と体力がかなり必要で、ついついとね。
が、久々に創作活動をしました。
十月に開催される同人イベント、テキストレボリューションズ(通称テキレボ)の公式アンソロです。

4000字上限なので、掌編といったボリュームの作品なのであっさりと読めるはずなのですが、
しかし、このアンソロ、立つんです。

テキレボ界隈の人は言わずもがなですが、分厚いんですよ、あの本。

テキレボは同人イベントには珍しく、紙媒体のカタログがありません。
その代わり、公式アンソロを発行し、収録作でサークルアピール兼チェックをするというもの。

もちろん、参加者への強制ではないので、書かなくても良いのですが、
せっかくのアピールなので、当然書きます。
もちろん、ほとんどの人が書きます。するとどうなるか、想像してみてください。
「約100人が執筆している同人誌」を。

ね、立つでしょう?

物理的にも厄介な代物ですが、執筆するにあたっても、厄介な点があります。
このアンソロには毎回テーマがあるのです。
第1回は「はじめての××」、2回目が「再会」、3回が「猫」で、今回が「和」でした。

和、和、和……、なかなかどうしてこの世で一、二を争うほどに馴染み深い字なのに、
テーマとして掲げられると、いやはや良いアイデアが思いつかない。

ノギ偏とクチなので、筆名の乃木口という寒々しいダジャレでいこうかとも考えたが、
あまりにも寒すぎるので、自主的に没。
足し算を利用した、物理トリックなども考えましたが、どうにも良い形にまとまらない。
で、結局投稿した作品に落ち着いたわけですが、まあ、いつも通り。
何の動きもない密室劇です。
「お前の作品、いつもこれだな。」と思われても仕方のないレベル。
どうすればあの短い文字数で動きのある作品が書けるのか、マジでご教授願いたい次第です。

とまあ、それなりに色々考えた作品を8月1日に投稿しました。
「ん?」と思った方は勘が鋭い。
ぶっちゃけてしまえば、してましたよ、しんがり争い。

先ほども記したとおり、参加者が100人規模のアンソロジーです。
すべてに目を通す方が大半だと思いますが、どうしても真ん中に収録されると目立ちつらい感は否めません。
トップバッターから、5人目くらいがやはり一番目立つでしょうし、ある意味では大取も目立つでしょう。

で、作品が仕上がったのが、7月31日。締め切りの前日です。
まあ、ここまで来たら、と黒乃木口が悪いことを考え出します。
(ちなみに、白乃木口は存在しません。)

皆さんお分かりの通り、何をしたかといえば、時間いっぱいまで待っての投稿です。
アンソロの掲載は投稿順というのは聞いていたので、締め切りギリギリだと、大取の可能性が大です。

まあ、自分が編纂者なら、「くだらないことしてないで、さっさと送ってこい。」と怒鳴るでしょうけどね。

ちなみに、締め切りの延長という慈悲が施されたので、私の大取はまずないはずです。
むしろ、こんなぶっちゃけ話をして、大取だったら恥ずかしくてイベントに出れません。
今は大取ではないことを祈ってます。

もちろん、次回はくだらないこと考えずに、普通に投稿しようと思ってます。
まあ、私の普通はたぶん締め切り前日ぐらいでしょうが……。

で、ここまで書いてきて、この文章で何が言いたかったかというと、
人間真っ当が一番。下手な小細工は、自分を貶めるだけ。
なんてことではなく、
自分が参加したアンソロの宣伝でした。

9月のイベントで頒布予定と記憶しています(違ったら、ごめんなさい)。
ボリュームは満点ですし、十人十色の物語が楽しめます。テキレボに参加しない人も是非是非。

ではではー。

再びの金沢(後篇)
イベント終了後、ホテルにチェックインしたのですが、会場と目と鼻の先で吃驚。
近いのは地図で分かっていたが、まさかここまでとは。

予約した夕食にはまだ早く、5時前。
なので、今回の金沢遠征で目的としていたもう1か所――『謎屋珈琲』へ行くことに。
以前テレビで取り上げられていたのを視聴し、行ってみたいと思っていた店です。
お店としては普通の喫茶店。
しかし、メニューが心擽ります。『Xの悲劇』や『匣の中の失楽』、『黒いトランク』など、
数多の名作の名を冠したスイーツの数々。お品書きだけで、口許がにやけます。
そして、特定の商品を注文すると、謎が出題されます。それを幾つか解くと、特典を得られるシステム。
ふむ。これは『企画』に役立つかも知れない。――と、思ったのは後のこと。
もうその時は、ただ夢中で出題された謎を解いていました。
先に話しておくと、この旅行中、謎屋珈琲さんには2回行きました。
初日の夕方と2日目のおやつタイム。
合計で5、6問の問題を解いたのですが、中にはなかなか苦戦する問いもありました。
正解は書けませんが、こんな問題。
『AとBの■■■■に同じ言葉を入れて、2つの反する言葉を成立させよ。
 A■■■■である。
 B■■■■でない。
 (例:『珈琲は飲み物』では、Aは成り立つが、Bは成り立たないので、不正解)』
考えた結果、私が出した答えは、『台湾は中国』というもの。
うむ。これならば両方成り立つ。
まあ、不正解でしたけどね。
そして、同席していた家族には「何でよりにもよって、そんな面倒臭い答えを書くの!?」と批難のお言葉。
だって、思い付かなかったんだもん。
その後、天啓が降りてきて、正解しました。

喫茶店をあとにし、予約していたお店の近くに行くと、蛍の鑑賞会が行われていました。
恥ずかしながら、私は捕えられていない蛍を見たことが今までありません。
良い機会とばかりに会に加わってみると、ゲンジボタルが鮮やかなほどに発光し、宙を舞い、
草木の隙間でイルミネーションのように輝く。
その様は、「ほう、」と感嘆の声が自然と漏れ出るほどの美しさ。

8時になり、予約していたお店に。
昨年金沢を訪れた時も利用させていただいたお店で、季節に合わせた料理を提供してくれて、
前回の4月と今回の6月では、献立ががらっと変わっていました。
どちらも美味しく、会話を楽しむ様子もなく、黙々と食す夫婦二人。
美味しいものを前にした時は、まあいつもこんな感じです。
来年の文フリも違う月に開催してくれれば、また違う料理が楽しめるのになあ。

舌鼓を打ちつつ、窓の外を見ていると、何やら黒い影が……。
「タヌキ、」
もちろん、蕎麦やうどんの話ではありません。
細身の狸が、店の庭に顔を出し、きょろきょろと辺りを見回してそのまま駆け行ったのです。
蛍に続いて、野生の狸なんて見たことがない。
脳内で「なあなあ、金沢って田舎なん? 田舎なん?」とれんちょんが問いかけてきます。
いや、ケータイの電波も入るし、コンビニもあるから、田舎ではないはずなのだが……。

兎にも角にも新鮮な驚きと感動がいたるところに落ちています。

翌日も、香林坊から武家屋敷跡をぷらぷら歩いていたのですが、通り一本二本でまあここまで景色が変わるものかと驚きましたし、
夜、城のお堀を回って香林坊へ出た時も、あまりの街の色の違いに吃驚したのを覚えてます。
二度目の風景であるのに、まったく飽きることのない街並みに、早くも来年のことに思いを馳せつつ、帰りの新幹線に。

道中、駅で買い込んだ和菓子をつまんでいたのですが、餡子がぎっしりとしているのに、
甘ったるくないことに最後の驚きと喜びを覚えました。

また訪れたい街という印象は、今年も変わらずのままでした。

また来年を願って、
でばては、





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